Thursday, December 10, 2009

原稿と記事

記事のリンク: http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200910150277.html

皆さん、小学校や中学校の時にアメリカ史を学ぶ上でクリストファー・コロンバスについてよく聞きましたが、呼んだ記事によると普通のアメリカの学校では、大事な事実を含まらないそうです。例えば、学校でコロンバスがハイチの土着(どちゃく)民(みん)に金を持ってくるように命令(めいれい)して、できなかったら、手を切(き)り落(お)としたという話を学んだことがありますか。何の国にも学校で教えてくれない歴史があります。日本ではあまりおしえてくれないのは南京(なんきん)大虐殺(だいぎゃくさつ)や20世紀の前半の帝国(ていこく)主義(しゅぎ)などです。それはどうしてと思いますか。
 今日は、朝日新聞にあった「米国の影(かげ)の歴史に迫るヤングアダルト向け『裏(うら)米(べい)国史(こくし)』」の記事について紹介し、どうして学校で歴史を全部教えてくれないかということを考えてみたいと思います。
 私たちが読んだ新聞の記事は最近出版(しゅっぱん)された本についてでしたが、その本の題(だい)は「学校では教えてくれないアメリカ史」で、クリストファー・コランブスなどのアメリカ史の有名人の本当の性格(せいかく)について教えます。それも、有色(ゆうしょく)人種(じんしゅ)、女性、貧困層(ひんこんそう)といった社会的(しゃかいてき)弱者(じゃくしゃ)の見方からアメリカ史を教えることもあります。
 それでは、これから私の意見を言いたいと思います。この記事に紹介した「学校では教えてくれないアメリカ史」という本はアメリカの例しか話しませんでしたが、インターネットで調べたら他の国の例も簡単に見つけることができます。日本の学校では20世紀の前半の日本の帝国主義という話題が議論になっています。第(だい)二(に)次(じ)世(せ)界(かい)大(たい)戦(せん)の前の大(だい)日(にっ)本(ぽん)帝(てい)国(こく)の行動(こうどう)を教える上で、日本の学校で今でも日本の歴史の教科書で何を教えるべきかという問題があります。どの国も同じ問題があるようです。なぜなら、歴史的に、恥ずかしい行動があり、子供たちに本当の歴史を教えたら、子供たちは自分の国が嫌いになるかもしれないし、恥ずかしいと思うかもしれない、という考えがあるからです。しかし、私の意見を言うなら、愛国(あいこく)心は自分の国の過去の間違いと必ずしも関係があるわけではないと思います。自分の国の歴史の良い点だけでなく、悪い点も知ることで、愛国心を持つことができます。そうすることで、自分の国が過去の間違いから学んだということに信頼感を抱くことができます。さらに、過去の間違いを繰(く)り返(かえ)すことを避(さ)けるために、子供に自分の国の本当の歴史を教えることは大事なことだと思います。
 母国の歴史の恥ずかしいところを子供に教えないことは世界で問題になっています。その問題について皆さんどう思いますか。これから皆さんの意見を聞いてみたいと思います。まず最初に聞きたいのは、恥ずかしい点も教えるべきだという意見と本当の歴史を知っていることがあまり大事なことではないという意見に関して、どちらに賛成しますか。それから、聞きたいのは本当の歴史を学ばないとしたら、その結果はどうなると思いますか。皆さんの意見を聞いてみたいと思います。どの国も『裏歴史』がある理由は何だと思いますか? 学校で教えない目的は何でしょうか? それでは、二人や三人のグループになって、3分ぐらい話し合ってください。後では皆さんの意見を述べてもらいたいと思います。
 以上で発表を終わります。ご静(せい)聴(ちょう)ありがとうございました。